ひたちなか市の学習塾・個別指導塾・進学塾 受験予備校常勝の塾長の吉村です。
受験勉強とは?
合格に必要なカードがあらかじめ決まっていて、それを1枚1枚頭の中に作っていって、再現できる状態にしていくこと。
どういうことかと言うと、例えば水戸一高に合格したい場合は、合格に必要なカードの枚数が100枚という風にあらかじめ決まっているわけです。その合格に必要なカードの枚数が100枚を超えた状態になると、たとえ競争倍率が2倍だろうが、合格できる状態に到達したということになるんです。
例えば緑岡高校とか水戸二高とか、要するに偏差値60台ぐらいの高校に合格したいとすれば、合格に必要なカードの枚数は100枚までは必要なくて例えば90枚程度で十分に合格できるということになります。
例えば水戸桜ノ牧高校とか偏差値60を切るぐらいの合格ラインの高校に合格したいとすれば、合格に必要なカードの枚数は90枚も必要なくて、例えば80枚程度頭の中に作ることができれば合格できるラインに到達したことになるのです。
茨城県立高校の入試問題の場合、学習指導要領に明示された義務教育の範囲、つまり教科書の範囲を超えることがありませんので、教科書の範囲が100パーセントの状態になっていれば、たとえ偏差値70以上が必要になる水戸一高であっても合格することができるということになります。
都道府県によっては中学3年生に対して高校2年生ぐらいの学力を求めるというケースがありますけれども、 茨城県立高校の入試問題の内容というのは、そこまでは要求していないわけです。
教科書の範囲の中で最大級に応用度を高めた問題が正解できるような状態になっていれば、それ以上は要求されないわけです。
そういうわけですから、攻略しなければならない範囲というのはものすごく明確に分かっていることになり、その攻略しなければならない範囲を100%正解できる状態に準備しておけば、不合格になるということはないわけです。
敵を知り己を知れば百戦危うからず、なわけですね。
こういうわけですから、実は県立高校入試で合格を勝ち取るというのはとても簡単なことで、 攻略しなければならない範囲のカードが100枚揃っている状態に着々と準備を進めていけば、いいだけなんだ、ということですね。
その揃えなければならないカードの枚数は、あらかじめ決まっている。
こういうわけですから、究極的に言えば、ライバルの存在は実は関係がないんですね。
なぜこういう考え方が必要なのかと言うと、県立高校入試に限らず、実は、大学入試も全く同じことが言えるからです。
人気がある大学の入試となると、競争倍率が4倍とか5倍とか言ったような倍率になることがありますが、 5人に1人しか合格できないといったような状況を知り、恐怖に押しつぶされてしまう人も多いと思うのです。
でも合格できる人の考え方というのは、倍率が何倍かとか言ったことにとらわれるのではなくて、合格するために必要となるカードの内容と枚数は、あらかじめ決まっているんだから、それを着々と準備していけばいいだけなんだという考え方をするんですね。
言ってみれば、合格できる人の考え方というのは、白帯の状態では合格できないけれども、初段の黒帯の技が駆使できる状態になっていれば、合格できる状態だと言える、そんな感じですね。
記念受験という言葉がありますけれども、そういったことが分かっていなくてなおかつ、合格するために必要となるカードが頭の中に出来上がっていない状態なのに、その自覚がないままに試験会場に足を運ぶ、記念受験というのは、そういう滑稽な状況を表現するわけですね。
合格するということは一生の記念になるでしょうけれども、不合格になった記念を作って何の意味があるんでしょうね。
勝ちグセという言葉がありますけれども、受験するのであれば合格できる準備を万端に整えた上で受験するべきだと思います。 そういう行動パターンでなければ負け癖がついてしまうんじゃないでしょうか。
登竜門という言葉がありますが、高校受験にしても大学受験にしても、合格することで何かが終わるわけではなく、ただ単に入門する許可が得られたというだけのことですね。
長い年月生きていると分かりますけれども、高校入試にしても大学入試にしても、ただの通過点にしか過ぎないわけです。
その後も延々と試練が続いて行ったりする。後になって考えてみれば入試なんて大したチャレンジじゃなかったということになったりするんですね。
中学生や高校生にとって大変だと感じるのは、それまで経験がないことを初めて経験するから大変だということなわけで、先が見えないから不安だったり恐怖だったりするわけですね。
ということは、合格するまでの道のりが見通せる状態になっていて、合格した後の道のりも予測できる状況であれば、不安も恐怖もあるはずがないわけですね。
ナビがなかった時代は片手に地図を持って看板を頼りに車を運転するといったようなことがありましたけれども、
GPS とナビが普及した現在では、 目的地が明確であればそこに向かうまでの道筋も予測がつくわけで、そうなると不安も恐怖も半分以下になるわけですね。
受験勉強についても全く同じことで、目的地もそこに至るまでの道筋も全てが明確なのであれば、後は着々と前進し続けていればいいことで、言ってみればすごろくの駒を進めていくようなものですね。
合格できる人の受験のイメージというのは、まさに GPS とナビを使って確実に目的地に到着するというイメージになると思います。
受験予備校常勝にとって、 受験に成功するというのはそういうことだと、 日々の指導をしています。
というわけで、水戸一高、水戸二高、緑岡高、日立一高、水戸桜ノ牧高、勝田高、水戸三高など、第一志望に合格したいのであれば、
合格に必要なカードの内容と枚数を確認した上で、日々、着々と、そのカードを揃えていくような受験勉強を進めていって、
カーナビで目的地に到着するように、迷わずに確実に着実に、合格してしまいましょう。