ひたちなか市の進学塾・学習塾
受験予備校常勝の塾長の吉村です。
映像授業というのは
授業をビデオで収録して通信衛星で全国に配信するなど
随分前からありましたが、
それがインターネットの普及で一般化し、
さらにスマホの普及で個人のレベルにまで一般化しつつありますが、
以前の受験サプリ、
つまりスタディサプリは、
映像授業を一気に
「普通のもの」にしましたね。
昔は駿台などの大手予備校に
高額の授業料を支払わなければ
受けることができなかった
というのです。
母子家庭で貧乏のために
大学受験予備校など、絶対に無理だった私は、
今の学生が
羨ましく思えます。
一流講師の超分かりやすい授業が
980円ですからね。
学校で
真面目に真剣に授業を受ければ受けるほど
ワケが分からなくなったこともあるので、
「分かりやすい」かどうかは、
教える側の力量の差が大きいと
経験的に分かります。
ということで、
スタディサプリは既に学校にも導入されつつあり、
ワケが分からなくなるだけの授業などというものは、
撲滅されるのでしょうか。
そもそも、
成績を上げ、合格するためには、
1)インプット
2)アウトプット
3)組み合わせる・色々な角度から見る
といったステップが必要ですが、
スタディサプリというのは、
映像授業にすぎない、
つまり、要するに
「出来の良い参考書」
でしかないわけで、
出来の良い参考書を
書店かアマゾンなどで買ったとしても、
脳にインプットしなければ、
意味がないわけです。
その点、
なぜ、通信教育だけでは挫折者だらけなのか?
ということと同じなのであって、
出来の良い参考書
という点では、
通信教育の教材は、
昔も今も、
よくできているのに、
ほぼ全員が、
「続かなかった」のです。
それが映像化し、
印刷物だけの場合よりも
音と動画によって
刺激が強くなったとしても、
出来の良い参考書にすぎない
という点は、
まったく同じです。
昔から、
印刷物の参考書だけで
水戸一高も東大も合格した人はいたのであって、
本の参考書が通信添削になろうが
映像授業になろうが、
その中身はあまり違わない
ということですね。
以前、元有名予備校講師の舞台裏
という記事を書いたように、
分かったような「気分」になること
が、その目的なので、
スタディサプリにしても、
分かったような「気分」には、
なれます。
それを本物のインプット
つまり 脳に定着させるには、
「覚える」というステップが必要で、
それが暗記であり、
繰り返しであり、
パターンを覚えるという「作業」ですね。
そもそも、
本当の理解というのは、
必ず「後から」「やってくる」もので、
そのために必要なのが、
アウトプット
つまり、演習ですね。
出来の良い参考書は
通信教材にしても
映像授業にしても
「分かったような気分」とか
「覚えたような気分」とか
「できるようになった気分」
には、なれますが、
残念ながら、
現実とは、ギャップがあるのです。
そのギャップを埋めるために、
アウトプット
演習
が必要なのですね。
それを、
結果・成果が出るまで
継続するわけです。
ここまでを
自力だけでやり通すためには、
かなり強力な目的意識
必要性と切迫性
リアリティがなければ、
モチベーションが続かないのです。
そのために、普通は
1)インプット
2)アウトプット
をマネジメントしてくれる人
つまり指導者とか監督・コーチみたいな人が
必要になるのですね。
それこそが、
受験予備校常勝の機能
になるのです。
スタディサプリは素晴らしい。
でもそれは、
素晴らしい参考書だ、
ということと、
ほとんど同じことです。
マネジメントこそが、
難しい。
もう一つ、
問題があります。
それは、
場・空間の力
集団の力
です。
目や耳だけでなく、
五感で、全身で、
感じるものです。
ライブ
ということですね。
他人の脳とつながる
ミラーニューロン
だとも言えます。
脳を共有する感覚
それは、場所・空間がなければ、
できないですね。
脳が幼ければ幼い程、
その威力は大きいと思います。
小学生や中学生は、
脳が子どもだから、
即物的、つまり
接する人と空間が
とても重要ですね。
その部分が、
スタディサプリには、
抜けているわけです。
逆に言えば、
スタディサプリ「だけ」で十分な生徒は
ごく少数、いるでしょうし、
通信教育や参考書「だけ」で十分な生徒も
昔からいました。
ただ、私の知る範囲では、
人口の1%もいたかどうか?
だと思いますが。
要するに、
一種の天才でなければ、
それ「だけ」で十分とは、
いかないでしょうね。
そういう天才でもない限り、
ほぼ全員にとっての問題は、
スタディサプリみたいな
良くできたツールを使いこなすための
指導者・監督・コーチと
場所・空間・環境とが
あるのかないのかが、
最も重要だ、
ということだと思います。
付け加えれば、
1)インプット
2)アウトプット
「だけ」でも限度があり、
更に上を目指すのであれば、
3)組み合わせる・色々な角度から見る
というステップが
必要になると思います。
一言でいえば、
「考える」
ということです。
これがなければ、
更に上の段階には、
なれない。
ゆとり教育の頃、
小学校の絵本のような教科書に
「考えてみよう」
という一文があって、
ああ、これが「ゆとり」の中身か、
と呆れたことがありましたが、
「考える」ためには、
その元となる「記憶」が必要なのに、
生まれて10年前後の小学生の「記憶」を元にして、
「考えなさい」
と言い放つわけです。
たとえれば、
頭の中にはニンジンしか無いのに、
美味しいカレーライスを作ってみなさい、
と、言っているようなものです。
カレーライスを作るには、
豚肉とかジャガイモとかカレールーなどが必要だし、
その前に鍋もガスコンロも必要だし、
要するに「材料」が揃っていなければ、
「料理」は、できないわけです。
材料と、レシピと、
テクニックと、
経験と、
それらの操作が「料理する」
なわけで、
そういったことを
頭の中でいえば
それは全部「記憶」になると思いますが、
それらの操作が「考える」
なわけで、
材料もレシピも経験も無いのに、
料理はできない。
記憶がなければ、
考えることはできない。
こういったことを、
体系的に指導するのが、
受験予備校常勝
なわけです。
ネット上では
ほとんど見ないことなので
さらに付け加えると
スマホで映像授業を見ることを推奨していますが、
スマホは、
それ自体が危険でもあります。
有害なサイトを見ることができるし、
ネットサーフィンやゲームなどの遊びになってしまうし、
被害に遭う危険も増えるし で
得るものよりも
失うものの方が多い
という医者の指摘もある。
映像を「見るだけ」で
勉強ができるようになったかのような錯覚を
助長する危険もある。
ということは、
脳が大人で
モチベーションも自己管理力も強い
自制心も強い
ごく少数の人だけが
使いこなすことができる
ということになると思います。
ほぼ全員にとって、
スタディサプリのようなツールそのものよりも、
大事なことは、
関わる人と
空間・環境
時間の共有
ですね。
受験予備校 常勝(常勝教育グループ吉村学院)
勝田教室:茨城県ひたちなか市東石川3-22-1 宮前ビル新館2F
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TEL : 029-354-1241 (FAXは使っておりませんのでメールかフォームで) : 029-354-1241
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