ひたちなか市の学習塾・個別指導塾
受験予備校常勝の吉村仁です。
知人に、
東大を卒業したのに、
無職になって
行方不明になってしまった人がいます。
中学校も高校もトップで、
東大に合格した、ところまでは良かったけれど、
その後、無職になり、世間から姿を消した。
そういう人が、いるのです。
彼がなぜ、そうなったのか、
分かりますか？
それは、
東大に合格すること自体を、
目標にしていたから。
つまり、
東大に合格したことで、
彼の目標は達成されてしまったので、
その後が無くなってしまった、
ということなのです。
文字通り、「終わった」ということ。
彼が今、生きているのか死んでしまったのか、
分かりません。
個人的には、
どこかで元気に
生きていることを祈ります。
なぜ、こんな話をしているのか？
といえば、
高校に合格しても、
大学に合格しても、
就職に成功しても、
ダメな場合がある、
ということが
言いたいからなのです。
合格しても、
そこで終わった、終わってしまった、
というのでは、
意味が無いのではないですか？
人生は、ずっと続くのです。
本当の意味での終わり、というのは、
死ぬ時だけのはずです。
たかだか受験勉強で、
人生を終えて、いい
はずが ありません。
高校受験が終わると、
「終わった終わったーー」
と、喜んでいる人がいます。
でも、ちょっと待って下さい。
いったい何が「終わった」のですか？
勉強が？
それとも、
あなたの人生が？
高校受験も大学受験も、
世の中から見れば、
大した内容では、無いのです。
それに成功したからといって、
終わった、と？
冗談いっちゃ、いけません。
合格なんか、
階段を一段 上がった「だけ」です。
そんなもの、
大したものでは 無い。
ただ、合格が欲しかった。
それを、手に入れた。
それ だけ のこと。
合格なんか、
簡単です。
やるべきことを、
やるべき時に、
やり切るだけのこと。
そんなものは、
仕事の一部程度です。
社会に出れば、
受験勉強の数百倍、
猛勉強を続けなければならない
現実が待っている。
ロールプレイングゲームの
ステージが上がる、
その最初のステージをクリアしただけ、
と言うほどのものでしょう。
水戸一高合格？
東大合格？
そんなもの、
一つのプロジェクトが成功した、
という 程度のもの。
大したことじゃ、ありません。
とっとと合格し、
とっとと勉強を続けて、
とっととステージを、
上げていきましょう。
今日も、
明日も、
来年も、
死ぬまで。
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