029-354-1241

【電話受付時間】
9:00~20:00(平日・土日祝とも)

サムライ昇龍 考え方

お稽古事か?競技か?

ひたちなか市の学習塾・進学塾・個別指導塾 受験予備校常勝の吉村仁です。

夏期講習や入会について、お問い合わせやお申込みをいただいております。

ありがとうございます。

今まで、塾に通っていたけれども辞めたいと思っているとか、あるいは、以前、塾に通っていたけれども辞めてしまい、今は通信教育にしたが全く勉強しないとか、そういったご相談をいただきますが、

お子さまに限らず、最近の子どもは、成績が良くても悪くても、自宅では勉強しなくなってきています。

昔から成績が悪い生徒さんは勉強しないようでしたが、ゆとり教育以降は、成績がトップクラスであっても勉強しなくなってきているようです。

極端に言えば、将来は東大か?というような成績優秀な方であっても、自宅では勉強しないで塾漬けになっている、という驚くべき状況になっているようです。

ましてや、もともと勉強へのモチベーションが低い人は、成績優秀であっても自宅では勉強しなくなっていて、その状況に塾などの教育産業が付け込んでいる、ということのようです。

受験予備校常勝に来る生徒さんも、この数年は特に年々、勉強しなくなっているように見えます。

実質、受験の数か月前からしか受験勉強しないで受験を終える、そういう人が増えているように見えます。

そのせいもあってか、水戸一高や土浦一高などのトップ高の受験者であっても受験の数か月前からの数か月しか真剣に勉強しないので、合格のボーダーラインが下がってきていることにもつながっているようです。

付け焼刃だ、ということですね。

残念ながら、そういう行動パターンでは、全国大会である大学受験の特に難関大学受験には通用できないでしょう。

地区大会で通用したからといって、全国大会でも通用すると思うのは、甘すぎるというものです。

将来、良い大学に進学しようと思うのであれば、中学生でも高校生でも一年中、自宅でも勉強するのは当たり前で、常に復習だけでなく予習しているようでなければ、現役で良い大学に合格することは難しいでしょう。

ゆとり教育の時代には私立大学は「全入」などといって誰でも入学できるんじゃないか?という状況でしたが、ここ数年は文部科学省が私立大学に圧力をかけているので、いわゆる有名大学に合格することは難しくなっています。

もともと5教科7科目で合格する国公立大学向けの勉強をしてきた勤勉な学生はあまり以前と変わりませんが、数学も理科も古文も捨てる、といったような、1教科とか2教科で合格しようという甘い考えの私立大学志願者は、ネームバリューばかりを求めて易きに流れる人が多いので、競争に負けて、行き場を失ってしまうことになりかねないようです。

そうならないように、中学生も高校生も、5教科で戦う、というつもりで日々、勉強していくべきでしょう。

毎日毎日、コツコツ勉強する。それが当たり前でしょう。

そのためにも、学校や塾に依存しなくても自分から勉強する、という姿勢は、今後ますます重要になっていくでしょうね。

自宅では勉強しない、などというのは、勉強ができない人の世界でしょう。

勉強ができない人は大学に行くべきではなくて、勉強以外の道を求めるべきでしょう。

これは私の個人的な考えではなくて、文部科学省も、そういう考えなのです。

大学に進学するのであれば、勉強ができるのは当たり前のことで、自分から自主的に自宅でも何処でも勉強する、そんなことは当たり前でしょう。

 

というわけで、勉強になるとお稽古事だか競技だかよく分からない、曖昧な世界になりがちですが、人間がやることですから、スポーツとか武道などの世界と基本的には同じだと思うのです。

たとえば野球でも、趣味の感覚で楽しんでいるのか、それとも本気でプロを目指すのか、まったく違うはずですよね。

本人は一生懸命やっているつもりでも、客観的に見たらお遊びにしか見えない、というのでは、将来プロになることは不可能でしょう。

ところが、どういうわけだか勉強になると、お稽古事と競技の境界線が曖昧になるように思います。

アマチュアとプロの違い、ということですね。

アマチュアは何でもどうでもいいわけですが、プロとなれば、毎日やるのは当たり前だし、他人からあーだこーだ言われてやるものでもないでしょう。

プロであれば、最低のコンディションでも一定以上のパフォーマンスをしなければならないし、誰かに強制されてやるものでもないでしょう。

そういうことが、スポーツや武道などでははっきり分かるのに、なぜだか勉強になると、急に分からなくなってしまう人がいる。

私が思うに、同じじゃないのか?というわけです。

もしかして、義務教育そのものの欠陥なのかもしれません。

小学生も中学生も、落第や留年や中退をさせればいいのです。

そうすればオカシナ状況が一気に解決に向かうでしょう。

たとえばアメリカの大学みたいに、勉強のプロを目指す人だけが卒業できるように、日本もすればいいと思います。

お稽古事か?競技か?

アマチュアか?プロか?

どっちが良い悪いではなく、どっちを選択するか?ですよね。

 

私は、道場とかクラブチームみたいな環境で指導していきたいと思っています。

 

© 2024 ひたちなか市の学習塾なら高校受験に強い常勝へ